「荘子」は書物の場合は「そうじ」、人物の場合は「そうし」とチョイと面倒くさいのです。
さて荘子は二千数百年前の中国の思想家である。根本にあるのは「万物斉同すべてのものを斉(ひと)しく同一とみなす」という考え方だ。そこでは善悪・美醜などの相対的価値観は意味がないとされる。
荘子は「人の役に立とうと立たなかろうと、物の価値はみな等しく、存在自体に意味がある」と言うのである。
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