「えびす」は七福神のひとつであるが、七福神の中では唯一日本の神であるという。
(その他はインドや中国の神)
古くから漁業の神であり、のちに留守神(十月、つまり神無月は出雲に祭神が出向いてしまって、その地域を鎮護するものがいなくなるということから、「留守神」と呼ばれる留守番をする神も考え出されるようになった。一般に留守神には恵比寿神が宛てられ、十月に恵比須を祀るえびす講を行う地方もある)、更には商いの神ともされた。
ウィキペディアによると、夷、戎、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、恵比寿、恵美須などとも表記し、えびっさん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称される。
「えびす」という神は複数あり、イザナギ、イザマミの子である蛭子命(ひるこのみこと)か、もしくは大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)とされることが多い。また、外来の神とされることもあり、「えびす」を「戎」や「夷」と書くことは、中央政府が地方の民や東国の者を「えみし」や「えびす」と呼んで、「戎」や「夷」と書いたのと同様で、異邦の者を意味する。このように多種多様の側面があるため、えびすを祀る神社でも祭神が異なることがある。
へー、そうなんだ、ギョウサンありまんな。
えびす神が書物に登場したのが、平安時代末期ということなので、きっと、どこかの誰かが自分に都合のいいように利用したのだろうね。
因みに、恵比寿駅の由来は、1887(明治20年)、日本麦酒醸造会社(サッポロビールの前身)がこの地に工場建設用地を取得し、2年後の1890(明治23年)に発売されたビールが、「ゑびすビール」と名づけられて人気を博した。翌1891(明治24年)には、ビールの運搬のために日本鉄道品川線(現在の山手線)に貨物駅が開設され、「恵比寿停留所」と命名されたということである。
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