2017年2月6日月曜日

三年の二次対策の指導をしていると、なかなか面白い文章が出てくる。
今日は「猫」についての話。

家猫というように「猫」は人間の生活に、すっかり入り込んでいる。
しかしながら、なかなか謎めいた部分を持っているし、絶対に気を許さない態度をとることも確かだ。
入試の文章は、この猫が何故人間にベッタリしないのかという趣旨のものであった。

「日本釈名」では、ネズミを好むの意で「ネコ」の名となったとされ、「本草和名」では、古名を「禰古末(ネコマ)」とすることから、「鼠子(ネコ=ネズミ)待ち」の略。
さらに、「ネコ」は眠りを好むところから「寝子」、さらに虎に似ていることから「如虎」などというのもあるそうだ。

どうも猫というのは、古代から人間にとって「ネズミの害を防いでくれる」有益な動物、として認識されてきたようだ。
これが、あの「ツンデレ」を生む原因なのだろう。

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