世の中はハロウィンだという。
N西の国語研究室にも、お菓子をねだって何人もの生徒がやってきた。
夜のニュースを見ていると、東京の渋谷ではかつてない程の大騒ぎだとか。
へえへえ、そうですか。
である。
ハロウィンというのは、もともとイギリスやアイルランドなどの行事であり、ケルト人の一年の終わりが十月の三十一日であることによる。
そしてハロウィンにおいて、コスプレが行なわれるが、その理由は次のようだ。
ケルト人の風習では、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられており、同時に出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面をかぶったのが起源らしい。
2014年10月31日金曜日
2014年10月30日木曜日
ベニスの商人
N西は芸術鑑賞会ということで、沼津市民文化センターにおいて演劇を観る。
演目は演劇においては、定番中の定番「ベニスの商人」であった。
シェイクスピアの原作をベースにはしているが、今日の劇団は、高校生にも楽しめるようにだいぶアレンジを加えていた。
まわりの生徒に聞いてみると、概ね好評であり、劇団の意図したところは成功したと言えるだろう。
演目は演劇においては、定番中の定番「ベニスの商人」であった。
シェイクスピアの原作をベースにはしているが、今日の劇団は、高校生にも楽しめるようにだいぶアレンジを加えていた。
まわりの生徒に聞いてみると、概ね好評であり、劇団の意図したところは成功したと言えるだろう。
2014年10月29日水曜日
ロケット打ち上げの失敗
久しぶりのテニスであった。
やはり、天気の良い日に野外で運動することは、気分が晴れる。
アメリカの民間会社が打ち上げたロケットが、発射直後に爆発、打ち上げが失敗したというニュースがあった。
人間は搭乗しておらず、地上での被害もなかったというので、それは不幸中の幸いなのであろうが、その損害は莫大なものとなろう。
そのニュースに関連して、ミニ衛星を作っている日本のベンチャー企業の紹介がなされていた。衛星を製作し、そこからのデータを、必要とする会社に有料で提供するということだ。
勿論、衛星はどこかのロケット(民間)に搭載させてもらうのだろうが、そのロケット選びもかなり慎重にだという。
それはそうだろう。
失敗すれば、何千万、何億の損害になってしまうのだから。
これはひとつのギャンブルかもしれないね。
やはり、天気の良い日に野外で運動することは、気分が晴れる。
アメリカの民間会社が打ち上げたロケットが、発射直後に爆発、打ち上げが失敗したというニュースがあった。
人間は搭乗しておらず、地上での被害もなかったというので、それは不幸中の幸いなのであろうが、その損害は莫大なものとなろう。
そのニュースに関連して、ミニ衛星を作っている日本のベンチャー企業の紹介がなされていた。衛星を製作し、そこからのデータを、必要とする会社に有料で提供するということだ。
勿論、衛星はどこかのロケット(民間)に搭載させてもらうのだろうが、そのロケット選びもかなり慎重にだという。
それはそうだろう。
失敗すれば、何千万、何億の損害になってしまうのだから。
これはひとつのギャンブルかもしれないね。
2014年10月28日火曜日
「甘さ」の問題
最近、「甘さ」についての言葉で、疑問を感じることがいくつかある。
ひとつは、「このケーキ、甘さひかえめで美味しいね。」という言葉。
果たして「甘さひかえめ」はイコール「美味しい」ことなのだろうか。
糖分に関して云うと、健康面から控えることは、確かに良いことなのかも知れぬ。
しかし、それが「美味しい」かどうかは、別問題である。
「しっかり甘い」から「美味しい」ものだってあるだろうに。
さて、もうひとつは「この野菜、甘くて美味しい。」という言葉だ。
昨日もテレビを観ていると、「このニンジンは甘くて美味しいね。」などと云っていた。
これも変だ。
野菜の場合は、ケーキなどとは異なり、「甘いから美味しい」ということになる。
「甘さ」というものを、一方では「甘くないから美味しい」と云い、一方では「甘いから美味しい」と云う。
「甘さ」ってえのは、妙な言葉だね。
ひとつは、「このケーキ、甘さひかえめで美味しいね。」という言葉。
果たして「甘さひかえめ」はイコール「美味しい」ことなのだろうか。
糖分に関して云うと、健康面から控えることは、確かに良いことなのかも知れぬ。
しかし、それが「美味しい」かどうかは、別問題である。
「しっかり甘い」から「美味しい」ものだってあるだろうに。
さて、もうひとつは「この野菜、甘くて美味しい。」という言葉だ。
昨日もテレビを観ていると、「このニンジンは甘くて美味しいね。」などと云っていた。
これも変だ。
野菜の場合は、ケーキなどとは異なり、「甘いから美味しい」ということになる。
「甘さ」というものを、一方では「甘くないから美味しい」と云い、一方では「甘いから美味しい」と云う。
「甘さ」ってえのは、妙な言葉だね。
2014年10月27日月曜日
移り香
三年の古典では、源氏物語から「柏木と女三宮」を講義している。
何度講義してもこの部分、なかなかである。
「わりなき心地の慰めに、猫を招き寄せてかき抱きたれば、いと香ばしくて、らうたげにうち鳴くもなつかしく思ひよそらへるるぞ、すきずきしきや。」
(柏木は)やるせない心の慰めに、猫を招き寄せてかき抱いたところ、(女三宮の移り香で)とてもよい香りがして、かわいい声で鳴くにつけても心引かれ、自然と(女三宮に)思いなぞらえられるのは、好色がましいことであるよ。
光源氏の正妻である女三宮(正妻といっても源氏とは二十五歳も年が離れている)が、柏木(源氏の親友、頭中将の息子)から覗かれる場面である。
柏木は、源氏と女三宮の仲が疎遠であるあるのを知り、思いを募らせている。そのような時に女三宮を見るチャンスがあり、しかも彼女が抱いていた猫を自分が抱くことができたのである。
ここでのポイントは何と言っても「移り香」だ。
当時の高級貴族の女性であれば、当然、品のある「香(こう)」を自分の着物に焚きこめてあるだろう。
柏木は、「匂い」によって「女三宮」を感じることができる。
まさに「すきずきしきや」なのである。
何度講義してもこの部分、なかなかである。
「わりなき心地の慰めに、猫を招き寄せてかき抱きたれば、いと香ばしくて、らうたげにうち鳴くもなつかしく思ひよそらへるるぞ、すきずきしきや。」
(柏木は)やるせない心の慰めに、猫を招き寄せてかき抱いたところ、(女三宮の移り香で)とてもよい香りがして、かわいい声で鳴くにつけても心引かれ、自然と(女三宮に)思いなぞらえられるのは、好色がましいことであるよ。
光源氏の正妻である女三宮(正妻といっても源氏とは二十五歳も年が離れている)が、柏木(源氏の親友、頭中将の息子)から覗かれる場面である。
柏木は、源氏と女三宮の仲が疎遠であるあるのを知り、思いを募らせている。そのような時に女三宮を見るチャンスがあり、しかも彼女が抱いていた猫を自分が抱くことができたのである。
ここでのポイントは何と言っても「移り香」だ。
当時の高級貴族の女性であれば、当然、品のある「香(こう)」を自分の着物に焚きこめてあるだろう。
柏木は、「匂い」によって「女三宮」を感じることができる。
まさに「すきずきしきや」なのである。
2014年10月26日日曜日
紅葉
写真は二年前に撮った京都嵐山、「二尊院」の紅葉である。
さてさて、今年の紅葉はどんなものやら。
紅葉の進化的要因というのは、葉の老化に伴う非適応的な副作用であると、説明されており、長らく研究対象となってこなかったそうである。しかしながら、、1999年に北半球の262の紅葉植物と、それに寄生するアブラムシ類の関係が調べられ、紅葉の色が鮮やかであればあるほど、アブラムシの寄生が少ないことが発見されたのだそうだ。
そうか、紅葉というのはダテニ紅くなっていたわけではなかったんだね。
さてさて、今年の紅葉はどんなものやら。
紅葉の進化的要因というのは、葉の老化に伴う非適応的な副作用であると、説明されており、長らく研究対象となってこなかったそうである。しかしながら、、1999年に北半球の262の紅葉植物と、それに寄生するアブラムシ類の関係が調べられ、紅葉の色が鮮やかであればあるほど、アブラムシの寄生が少ないことが発見されたのだそうだ。
そうか、紅葉というのはダテニ紅くなっていたわけではなかったんだね。
2014年10月25日土曜日
冬の布団の中
「枕草子」の歴史学、続きである。
そもそも、この本は「春はあけぼの」で始まり、「夏は夜」「秋は夕暮れ」と、それぞれ季節の見所を端的に記しているが、冬の描写だけがやや異なっている。
それは何故か?
を研究したものである。
結論から言うと、春の風景、夏の風景、秋の風景、それぞれが、恋する人と楽しんで見ている。
秋などは、これからの逢瀬を待つ楽しみのひと時が表現されている。
そして冬。
冬の寒さのなか、二人で布団に埋もれ逢瀬を楽しんでいるとすれば、自然の景色よりも、外で始まったあわただしい人々の動きを想像するの方が、よほど楽しいにちがいがない。
といったところか。
そもそも、この本は「春はあけぼの」で始まり、「夏は夜」「秋は夕暮れ」と、それぞれ季節の見所を端的に記しているが、冬の描写だけがやや異なっている。
それは何故か?
を研究したものである。
結論から言うと、春の風景、夏の風景、秋の風景、それぞれが、恋する人と楽しんで見ている。
秋などは、これからの逢瀬を待つ楽しみのひと時が表現されている。
そして冬。
冬の寒さのなか、二人で布団に埋もれ逢瀬を楽しんでいるとすれば、自然の景色よりも、外で始まったあわただしい人々の動きを想像するの方が、よほど楽しいにちがいがない。
といったところか。
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