以前、スキーとテニスの師匠から「写真展にはしっかりしたテーマを」とアドヴァイスを受け(師匠はスキーやテニスをする時にも必ずテーマを持つ)、以後ワタシは必ず写真展においても明確なコンセプトを掲げることにしているのである。
コンセプト
今回の「気になるもの」のコンセプトは「ジャズを写真に」である。と言っても、音で成り立つ「ジャズ」は、その音自体を写真にすることは出来ない、したがって、ワタシは「ジャズ」のアルバムタイトルや曲名」を写真にすることにした。そもそも「音がズレることの面白さ」から始まったジャズだが、タイトルでも曲名でも、結構「面白いもの」がある。例えば、「SO WHAT」、この意味は「それがどうした?」となるらしい。ナント人を食った曲名であろうか。でもこれがジャズなのだ。
写真展は「ジャズを写真に」であるが、もし誰かに「ジャズを写真に、ん?」と言われたならば、ワタシは即座に言うだろう。「それがどうした?」。
さて、今回は八つのタイトル(奇抜なものもあれば、普通のものもある)を写真にしてみたが、果たしてジャズになったのだろうか。