9月は農閑期であることは、すでに述べたのであるが、「養老の滝」伝説もあるという。
「続日本紀」に西暦717年の9月に元正天皇が滝を訪れ、そこを「養老の滝」と命名、さらに年を養老と改元、全国の高齢者に賜品を下した。
あるいは、こんな説もある。聖徳太子が593年9月15日に四天王寺に悲田院(社会福祉施設)を建立したから。
9月に設定されたワケはこのように諸説あるのだが、ワタシは9月9日の「重陽の節句」が無関係ではないような気がする。つまり、「重陽の節句」は「菊の節句」とも言い、その意義は「長寿を祈る」ことであるからだ。(これはワタシだけの考えなんだろうかね)
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