2025年9月21日日曜日

老人

すでに過ぎてしまったのであるが、九月十五日は「敬老の日」であった。

御殿場では七十歳以上になると、地区から「お祝い」があったり、市からは市内の温泉に入ることが出来るチケットが配られる。

ところで、「敬老の日」とは何だろうと調べてみると、いくつかのことが分かった。

 敬老の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている

かつて兵庫県の多可町において、昭和二十二年九月十五日に村主催の「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まりであるとされる。これは当時の村長が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりしよう」という趣旨で開いたもので、九月十五日という日取りは、農閑期にあたり、気候も良い九月中旬ということで決められたそうだ。また、当初は五十五歳以上の人を対象に開催されたということである。

うーん、そうか。当時は五十五歳が老人か。

もっとも、この老人という言葉はかなり曖昧であり、老人=高齢者とすれば、老人は六十五歳以上となる。分かっているようで分かっていないのが、老人の定義なのであろう。

まあ、五十五歳にしろ六十五歳にしろ、ワタシはその歳はとっくに過ぎているのだから立派な老人である。したがって、人々から敬愛され、長寿を祝われ、少しだけ知恵を提供して生きていくことにしよう。


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