2021年1月3日日曜日

米津玄師のインタビュー

新聞にミュージシャン米津玄師(よねづけんし)のインタビュー記事が載っていた。米津玄師と言えば、セールス300万超の「Lemon」とか、昨年流行った「パブリカ」を楽曲提供したミュージシャンである。

インタビューアーの「普遍性とは多数に届くということであるが、そのことについての意見を」について、彼はこのように答えている。

「普遍性があればあるほど、何かを取りこぼす可能性があるわけです。広く大きくなればなるほど、そこからはじき出された人間というものの色が大きくなっていく。例えば、今の社会は、右利きの人の数が多いから、左利きの人を無視したデザインになっている。それは音楽にしても同じです。そうした取りこぼしていくものに対して、どれだけ自己批判を絶やさずにいられるかというのが、これからの政策において大事ではないかと思います。」

彼が言っているのは、「聴く人がいなければ音楽は成立しない」、そこに普遍性というものが出てくるのだが、普遍性を求めると、今度はそこからはじき出される人も出てくる、そこが難しいということなのだろう。

うーん、ワカルナア。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿