インタビューアーの「普遍性とは多数に届くということであるが、そのことについての意見を」について、彼はこのように答えている。
「普遍性があればあるほど、何かを取りこぼす可能性があるわけです。広く大きくなればなるほど、そこからはじき出された人間というものの色が大きくなっていく。例えば、今の社会は、右利きの人の数が多いから、左利きの人を無視したデザインになっている。それは音楽にしても同じです。そうした取りこぼしていくものに対して、どれだけ自己批判を絶やさずにいられるかというのが、これからの政策において大事ではないかと思います。」
彼が言っているのは、「聴く人がいなければ音楽は成立しない」、そこに普遍性というものが出てくるのだが、普遍性を求めると、今度はそこからはじき出される人も出てくる、そこが難しいということなのだろう。
うーん、ワカルナア。
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