2020年10月26日月曜日

テーマの誤解

本日より、今回の写真展「かうて候ふ 再」の概要を載せて行きたいと思う。

まず、今回のテーマ「比べる」であるが、どうも会場であるところの記念館の職員の方たちには、誤解を生んだようである。

それは、恐らくハガキの展覧会名を「かうて候ふ」に「再」という文字を付け加えてしまったために生じてしまった誤解であると考えられる。

ちなみに芹沢光治良記念館の二階ギャラリーの開催概要には次のように、記載されている。

(2階市民ギャラリーにおいて、〇〇〇〇氏による展示が開催されます。本展示は、昨年に実施した写真展「かうて候ふ。」の続編展示です。「候ふ」などの古語と、その古語に合った人物や風景などの写真24点が展示されます。)

申し訳ないが、今回の展示は古語とは関係のないものとなっており、人物の写真なども一切展示がない。これはお互いのコミュニケーションをしっかりとっていなかったことが原因なのであろう。

さて、そこで本来のテーマであるが、今年は次のような説明書きを会場に設定してみた。


テーマ(比べる)

 

ひと月ほど前に、我が人生の師匠から「今回の写真展のテーマは何だ」と聞かれた。

当時は、まだハッキリしたテーマは決まっておらず、返答に窮したのであるが、考えてみるとこれがいつものワタシのスタイルなのかもしれない。まず走り出してから考える、今回もまず走りながら四つのクボミを考えてみた。

十字架がイメージされたこのギャラリーの特徴は、展示スペースが四つのクボミであり、そのクボミごとに対面の壁を持っている。

そこでワタシは考えたのである、「くぼみの二つの壁を何らかの『関係』で比べてみよう、うんそうしよう」。

第一のクボミは「仏様」と「神様」、第二が「文字頼み」と「狐頼み」、そして第三は「気になる虫」と「気になる物」、そして第四が「蓮」と「秋桜」だ。

 

おおー、出来たぞ。今回のテーマは「比べる」である。

 


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