2020年1月31日金曜日

国宝にない版画



北斎も写楽もその作品は国宝にはなれないそうである。
浮世絵の多くが版画であり、複製品というのがその理由だという。

考えてみれば、浮世絵ほど世界の芸術に影響を与えたものはない。
よく知られたものでは、ゴッホの絵が影響が顕著だという。
しかしながら日本で地位は、複製というだけでガクンと落ちてしまうのだ。
版画は複製に決まっているだろうに。

その観点から言えば、写真も同じ運命であろう。
日本の芸術の感覚なんてえものはこの程度なのだ。

2020年1月30日木曜日

絹紗(きぬさや)

今、放映されているペットフードのコマーシャルに、ドギーマンの「絹紗(きぬさや)ささみ」というのがあるのだが、よく見るとこれが結構面白い。

コマーシャルは「何という柔らかさ、何という口どけ」のアナウンスから始まり、画面には「無添加良品」、さらにその横には「グルコサミン・コンドロイチン・コラーゲン配合」の文字が。
最初にこのコマーシャルを見た時には、途中から見たので、シニア向けの健康食品かと思ったのだが、さにあらず、これは「お犬様」向けのペットフードだったのだ。

へー、ワタシなどよりはハルカに健康に留意しているのだ、お犬様は。

さらに、このコマーシャルに感心したのは、左下にテロップでこのように示されている。
「*個人の感想です」
個人というからには「何という柔らかさ、何という口どけ」は、人間が実際にペットフードを食べての感想か?それともお犬様に聞いてみたのか?

2020年1月29日水曜日

コスメに関西弁





番組名は失念してしまったが、男性用コスメに関西弁を「ローマ字書き」したものがあるということを報告していた。

右の写真がそのコスメである。
一見英語風に、なにやら書かれているようなのだが、よく見るとこれはローマ字であり、しかも関西弁なのだ。

あれ!よー見つけたな。
これ、日本語やねん。
毎日忙しいMen‘sにリラックスとリフレッシュを届けるスマートスキンケアやで。

うーん、なかなかやるな。

2020年1月28日火曜日

積雪八センチ

昨夜から今朝にかけて予想通りの雪となった。
ニュースでは五センチから八センチの積雪ということである。
今日はT高校の授業があったので、三島方面へむかったのであるが、積雪は途中の富士岡あたりまで、そこを過ぎるとウソのように雪は無くなっていた。

前から何度も言っているのであるが、御殿場は温暖で知られる静岡県ではないのです。
まあ、その分夏は涼しくてよいのですがね。

「新型コロナウィルスによる肺炎」の感染問題が騒がれている。
感染元の中国では感染者が五千人に迫る勢いだ。
また、日本でも中国人のツアーを受け持ったバス運転手の感染が報告され、いよいよ日本も他人事では済まされない状況になってきた。
いやいや、大変なことになってきたぞ。


2020年1月27日月曜日

明日の朝にかけてまた雪

朝はなんともなかったのであるが、夜になってまた雪。
明日の朝までには再び積雪があるようだ。

大関の豪栄道引退のニュースが入った。
彼の「絶対に言い訳をしない」という相撲取りとしての態度には、いつも感心していたのだが、とても残念である。
ワタなんぞは常に「言い訳」をしてしまって、爪の垢を煎じて飲みたいものだ。



2020年1月26日日曜日

御殿場に雪

御殿場に今シーズン初めての積雪。
朝、起きてみると一面の銀世界であった。
例年と比べるとやや遅い感もあるが。

大相撲の千秋楽、大方の予想を覆して平幕(しかも幕尻)徳勝龍の優勝となった。
今日の取り組み表をみると、千秋楽の結びの一番に、最上位の大関に、最下位の幕尻力士を当てるという「あり得ない」取り組みを実現させた。
いくらなんでもそれはヒドイだろう。
大関が二人いるのに、大関対大関の取り組みを避けたのである。
ウガッタ考えをすれば、幕尻に優勝させたくないのでは?
とも。

まあ、それを撥ね退けて幕尻が優勝したのだから、これはもう徳勝龍に拍手なのである。

2020年1月25日土曜日

千秋楽

大相撲は平幕力士の優勝が確実となり、明日千秋楽を迎えることになった。

ところで、千秋楽には最後の三番の取り組みで、それまでとは異なった儀式が行なわれていることが分かる。

まず、三人の力士が土俵に上がって四股を踏む。
さらに、後ろから三番目に勝った力士には「小結にかなう」として「矢」が与えられる。
後ろから二番目には「関脇にかなう」として「弦」が与えられる。
そして、最後の結びに勝った力士には「大関にかなう」として「弓」が与えられ、本来であればそこで弓取り式が行なわれるのだそうだ。

ただし、現在は弓を受け取ることと、弓取り式は省略されているとのこと。

ふーん、そうか。
「矢」を受け取っているのは印象にあるが、「弦」は分からなかったなあ。
明日の千秋楽は注意して見ることにしよう。

2020年1月24日金曜日

I Thought About You

この間、ジョージ・ケイブルス(ジャズピアニスト)のアルバム「In A Sentimental Mood」を聴いていると、その中に
I Thought About You」というジャズのスタンダードナンバーがあった。
英語がまったくダメなワタシが考えてみるに、「私はあなたのことばかり考えている」のような訳が思い浮かぶ。
恋をした男あるいは女の思いなんだろうと。

因みにネット検索をしてみると、つぎのような訳があった。

I Thought About You(Jimmy Van Heusen/Johnny Mercer)

Seems that I read,
何かで読んだか

Or somebody said that
誰かが言っていたような気がする

Out of sight is out of mind
「去る者は日々に疎し」と


Maybe that so but
多分そうだなんだろうけれど

I tried to go and leave you behind
僕は君を残し去ろうとした

What did I find?
でも分かったことと言えば..

<CHORUS>

I took a trip on a train
列車に乗り 旅に出たけれど

And I thought about you
結局 君のことばかり考えていたよ


I passed a shadowy lane
暗がりを通り過ぎては

And I thought about you
君のことを思っていた


Two or three cars parked under the stars
2、3台の車が星空の下、止まっていて

A winding stream
曲がりくねった川も車窓から見える


Moon shining down on some little town
月明かりが小さな街並みをやさしく照らしている

And with each beam, same old dream
一つ一つ、変わらぬ夢を


At every stop that we made
列車が駅に停車するたび

Oh I thought about you
僕は君のことを考えていたよ


But when I pulled down the shade
そして窓の日よけを下ろした時

Then I really felt blue
ひどく切なく寂しい気持ちになった


I peeked through the crack
日よけの隙間から窓を除き

And looked at the track the one going back to you
そして君へと繋がる線路を見つめて


And what did I do?
で、僕はどうしたと思う?

I thought about you..
結局 君のことを考えていたよ..



(日本語訳:東エミ)




さて、日本語訳の歌詞を見ても何となく、相手のことを想うラブソングのような気がするが、この曲のいきさつを読んでみると、これがなかなか面白いことが分かった。


この曲の作曲者は
Jimmy Van Heusen(ジェームズ "ジミー" ・ヴァン・ヒューゼン)、
作詞者は Johnny Mercer(ジョニー・マーサー)。

ヒューゼンが先にこの曲を作曲し、マーサーに聴かせそして作詞をする訳だが、マーサーはヒューゼンから曲を聴いた時、まったくアイデアが浮かばなかったそうだ。
そこで、ベニー・グッドマンのラジオ番組に出演するため、彼はシカゴに向かわなければならず、列車に乗ったものの、やはりずっと曲のことが頭から離れず、眠ることも出来ない。
ふと車窓から外を見ると、月明かりに照らされた街並みが続いている。

つまり歌詞の「君」とは「この曲」のことで、列車に揺られている時の状態、心情を綴って出来上がったのがこの歌詞というわけである。

ふーん、歌の歌詞なんてえものは、そんなものなんだね。


2020年1月23日木曜日

よく続いたものだ

寒い雨降りであった。
近頃、雨が降ると気温が上がるイメージがあったのだが、今日は冷たい雨、こんな時は、やがて雨が雪に変わることが多いのです。

昨日の水曜テニス時に、我が師匠K先生から初回北海道スキーの記念品(二人で行った居酒屋で来店記念に貰ったホタテ貝絵画)を見せていただいた。
思えば今から三十二年前、K先生と二人で北海道にスキーに出かけたのが北海道スキーの始まりであった。
以後、(頭に怪我を負った年を除く)三十一年間、毎年北海道に通っているのである。

三十一回、我ながらまあよく続いていると思うのです。

2020年1月22日水曜日

午前中

明日からはずっと雨の日が続くそうである。
一月のこの時期には珍しいとのこと、今年も天気にについては、波乱の年になりそうだ。

テレビ番組の番組宣伝で、「『午前中』という言い方はあるが、『午後中』という言い方は何故しないのか?」を盛んにコマーシャしていた。

チョイト気になったので、番組に先立ち「午後中」と言わない理由をインターネットで調べてみると、およそ次のようなことが分かった。

「午前」には明確な終りがあるので「午前中」と言えるが、「午後」には明確な終りがないので「午後中」とは言わない。
「中」は最初から最後までを示し、特に終わりがはっきりしていることと、纏まっているという意識が重要である、そのため対称的に使われない場合もある。

あまり、すっきりした答えではなかったが、こんなもんですかね。




2020年1月21日火曜日

三年生の授業終了

T高校の三年生(一クラスのみ担当)の授業が終了した。

四月、お互いの顔合わせは、インフルエンザによるクラス閉鎖でだいぶ後になってしまった。
さらに、今年度は異例のゴールデンウイークがあり、長い休みが登場、落ち着いて授業が出来たのは五月の半ばだろうか。
したがって、実質的な付き合いは、きわめて短期間ではあったが、実に濃い授業(おおー、自画自賛だ)ができたと思っている。
その理由は、十二人という少人数のクラスであり、お互いのコミュニケーションが十分にできたという自信があるからだ。
所謂、「目で会話する」ことができたような気がする。

さて、三年生諸君、あともう少し頑張ってね。




2020年1月20日月曜日

UFOか?

右の写真は、一昨日使用した写真であるが、よーく見ると写真の左下に小さな点のようなものがある。
おやおや、これは一体何だろうかと拡大してみたのだが、どうも分からない。

形はやや楕円形に見えるし、周りに緑とか赤の色がついているような気もする。
空中に浮しているが、風船でもない。

一体、これは何なのでしょうかね。
興味のある方は、左下を拡大して、是非見てくださいな。

2020年1月19日日曜日

炉の間落語会

御殿場の秩父宮記念公園で「炉の間落語会」という催しがあり、久しぶりに生の落語を観た。
演者は笑福亭羽光、笑福亭鶴光の弟子である。
なんでも三島在住で、関西系落語でありながら、東京中心の営業をしているということであった。

関西落語なので、最初抵抗があったのだが(どうも関西落語は忙しく、間の取り方も関東落語とは微妙に異なっている気がしていたのです)、実際話を聴いてみると、それほどの違和感はなかった。
(何事も先入観は持たない方が良いのです)

さて、演題は「七度狐」という、長編「お伊勢参り」の一部であった。
お伊勢参りをする二人組が、何度も狐に騙されるはなしであるが、なかなか面白い。
最近は漫才全盛の時代であり、落語はあまり目立っていないのだが、じっくり聴くにはやっぱり落語ですね。

2020年1月18日土曜日

センターテスト初日

情報伝達の進歩は、本当にすごいものであり、本日昼過ぎに実施された「センターテスト国語」の問題分析が、既に予備校によって「ネット配信」されていた。

それによると、第一問の論説文及び第二問の小説は「やや易化」であり、第三問の古文は「やや難化」、第四問の漢文は「平年並みということであった。

まだ問題の本文が示されていなかったので、コメントはできないが、おそらく国語の平均点は高くなるのではなかろうか。

さてさて、ワタシのカワイイ教え子たちは、しっかり点をとってくれただろうか。

2020年1月17日金曜日

明日は雪か?

明日の御殿場は雪だという。
現在、午後の九時半であるが、雪はまだのようである。
外の空気が降雪前のヒリヒリした感じがあるので、恐らく夜半から明日の朝にかけて降るのであろう。

明日はセンターテストの第一日目。
何もこんな時、狙ったように雪降らなくても良いだろうに。

何はともあれ、現在担当している三年生の健闘を祈ります。

2020年1月16日木曜日

山茶花(さざんか)


朝刊の「天声人語」に「椿」のことが書かれていたので、今日は「椿」とよく似た「山茶花(さざんか)」について触れてみる。
写真は昨年十二月に御殿場で撮った(たぶん)山茶花?

冬の季語にされるなど、サザンカには寒さに強いイメージがあるが、開花時期に寒気にさらされると花が落ちること、四国・九州といった暖かい地域が北限である事などから、原種のサザンカは特に寒さに強いわけでは無い。
品種改良された園芸種には寒さに強く、真冬でも花を咲かせる品種も少なくない。(ウィキペディアより)

草花に弱いワタシにとって、「椿」と「山茶花」の見分け方は、よく分からないのであるが、「椿」に比べやや地味な「山茶花」には、何か親近感がわくのである。

2020年1月15日水曜日

ジョージ・ケイブルス


今日も暖かい一日であった。
気象番組では、三月の気温と同じであると云っていた。

昨日の夜中にユーチューブをチェックしていて(ワタシは深夜にジャズ関係のユーチューブをチェックすることが好きなのです)、ジョージ・ケイブルスのアルバムが妙に引っかかった。

ジョージ・ケイブルス(George Cables)。1944年11月生まれ。
アート・ブレイキーやソニー・ロリンズ、デクスター・ゴードンなどの サイドメンを務める。
ライナーノーツにはこのように書かれている。
彼のピアノの特徴は、適度に硬質のタッチで、適度に多弁なインプロビゼーション。
適度に硬質ではあるが、マッコイ・タイナーの様にガーンゴーンと叩 く様な硬質さでは無い。「しなやかな硬質さ」と表現したら良いだろうか。そして、シーツ・オブ・サウンドほど多弁では無いが、モーダル・ジャズほど間を活 かすことは無い。
マイルスとコルトレーンが創り上げたジャズのスタイルを、適度に聴き易く、適度にスローダウンした個性。しなやかな硬質さを持ったタッチで、適度に多弁なインプロビゼーションは、聴いていて、実に端正であり、実に「雅」であり「粋」である。とにかく、聴いていて楽しい、「メインストリーム・ジャズ」 をバッチリ感じさせてくれるピアノである。

「しなやかな硬質さ」これなのです。



2020年1月14日火曜日

はしっこ弁当




昨日の月曜テニスの筋肉痛がまだ臀部あたりに残っており、階段の上り下りがやや苦痛であった。
妙に腰を捻りすぎたのであろう。

御殿場に(三島の方が本店らしいが)、ブルーベリーというケーキ屋さんがあって、そこには「はしっこ弁当」なる商品がある。
それは如何なるものかというと、ケーキ生地のはしっこを弁当箱に敷いて、そこに生クリームをトッピングしたものである。

要するに、ケーキをつくる時にできた端切れを捨てずに、無駄なく利用したものであるのだが、面白いのはベースになる生地が一定していないことである。
表面は生クリームでおおわれているので、購入時にはどのようなベースか分からない。
言ってみれば、どのような味がするのか分からないケーキを購入するスリルを楽しめるのだ。
これで699円。
高いか安いかは判断できません。

因みに今回ワタシが購入した「はしっこ弁当」のベースは、紅茶ケーキでした。



2020年1月13日月曜日

アベック優勝

「サッカー王国の復活」
明日の朝刊のスポーツ欄には、このような見出しが出てそうな復活劇であった。

高校サッカー全国大会の決勝で、静岡学園高校が青森山田高校に3対2の逆転勝ちをおさめた。
優勝十回、準優勝十回、かつてサッカー王国と言われながら、静岡代表のチームは二十三年間優勝から遠ざかっていたのである。
優勝どころではなく、ここ数年は初戦敗退という情けない結果を続けていたのであるが、今回の優勝で県民は久しぶりに留飲を下げたことであろう。

ところで、今年は女子サッカーの方でも、藤枝順心高校が全国優勝を遂げている。
つまり男子と合わせて「アベック優勝」というのだろうが、この「アベック」という言葉、まだ死語にはなっていないのでしょうね。
もっとも「カップル優勝」なんてえ言葉は聞いたことがないので、「アベック」はまだ生きているのでしょうね。

2020年1月12日日曜日

ゲーム機

昨日、〇〇堂のゲーム機のテレビコマーシャルが放映されていたのであるが、なんとなく違和感を持ってしまった。

若者が、(おそらく久しぶりに実家に帰省していくの場面なのであろうが)電車の中、バスの中で携帯ゲーム機に夢中になっている姿、さらにバスに乗っても同様の姿が映されている。
きわめつけは、若者の自宅に友人が集まって、ここで行われているのもゲームなのである。

ゲームのコマーシャルなのだから、当然と言えば当然であるのだが、件の若者は電車でもバスでも、窓際に座っているのにもかかわらず、外の美しいであろう景色を見ないのだ。
また、家では久しぶりに会う友人たちとじっくり会話をしないのだ。
電車の中では一人で、家では友人たちと、ひたすらゲームをしているのである。

ここまで堂々と映しだされると、ジジイは「はい、はい」と頷くほかないのだが、外の景色は見たくはないのでしょうかね。
久しぶりにあった友人と、話はしたくないのでしょうかね。

2020年1月11日土曜日

「モントレ」というホテル

ブログネタが無くなってしまったので、今日はモントレ。

写真は去年の暮れに宿泊した「札幌ホテルモントレ」のエレベーターである。
この写真ではチョイト分かりにくいが、ひとつのオールドファッションとでもいうのか、エレベーターの扉は、左右に開かず、片方に三段階で開く。

またドアの上にある階表示も針が左から右に移動して、現在何階にいるのかが分かる仕組みなっていた。
勿論、ホテルの部屋の方もレトロ感あり、クローゼットや机は木製であったし、ベッドも何となく昔のそれ
(昔のそれでは何を云っているのか分からないと思うが)であった。

ホテルのウリ文句が「ブリティッシュスタイル」ということなので、「おお、おお、そういうことか」と妙に納得してしまったワタシなのである。




2020年1月10日金曜日

偕老同穴

今日も一月としては暖かい日であった。
やはり今年は暖冬か?
ただし、最近の気候の特徴は、「予想のつかない変わりよう」であるので、この先どうなるかは、まったくわからないのです。

「偕老同穴(かいろうどうけつ)」という語が問題集に登場した。

「偕老同穴」とは
夫婦が仲むつまじく添い遂げること、また夫婦の契りがかたく仲むつまじいたとえ。
夫婦がともにむつまじく年を重ね、死後は同じ墓に葬られる意からこの語ができている。
「偕」はともにの意であり、「穴」は墓の穴の意である。

この四字熟語、高校生にはまだ実感のない言葉だろうね。

(写真は先月撮った自宅の紅葉)


2020年1月9日木曜日

「生」

今晩のテレビ番組で言っていた。
漢字「生」の読み方は、なんと150以上あるのだと。

確かに「しょう」とか「なま」とか「せい」とか数え上げればキリがないように感ていたが、まさかその数が150を超してくるとは。

「生」は日本人のとても好む漢字なのですね。

2020年1月8日水曜日

冬の嵐

「春の嵐」とはよく聞くが、「冬の嵐」がここで登場するとは。

朝から強い風と雨が、日本列島の太平洋側を駆け抜けていった。
幸い、大きな被害はなかったようであるが、やはり季節がずれてきてしまっているのだろうか。

そう言えば、今日の県内ニュースで、季節はずれの「ひまわり」が咲いたことを伝えていたなあ。

2020年1月7日火曜日

ローソンのマーク


成り立ちを表すロゴマーク | ローソン

コンビニエンストア「ローソン」の前を通った時にふと思った、このマークのまん中にあるミルク缶は一体何だろう。

研究熱心なワタシはそこでネット検索をしてみたのです。

元々ローソンは、1939年に米国オハイオ州で誕生した企業なのだそうだ。
「ローソン」と言う名前は、創業者のJ.J.ローソン氏に由来している。
ローソン氏は元々牛乳屋さんで、新鮮で美味しい牛乳を販売していると評判を呼んでいた。
その後、牛乳と一緒に食べるパンや、日用品などを扱い始めると、それがさらに好評を呼び、チェーン展開するほどの人気店となったということである。

もともとは、牛乳屋さんのローソンさんが始めたのでミルク缶なのだね。


2020年1月6日月曜日

写真展「赤帽のこどもたち」




富士川にある(昔は富士川町であったが、今は富士市です。)「カフェ香のん」まで写真の展示にでかける。
昨年十月に芹沢光治良記念館で開催した写真展の、謂わば続編である。

本来、月曜日はお休みの日であるのだが、写真展示のためにわざわざ店を開けてくれた。
オーナー夫妻に感謝、感謝である。

今回のミニ写真展は、十月の写真展に展示できなかった小学生の写真を展示してみた。

普段、高校生という大人に近い生徒に接しているワタシにとって、小学生という子供の対象はきわめて難しい対象でもあった。
その動きはまったく予想ができず、まして事前のコミュニケーションがないまま写真を撮るということは、至難ノワザなのである。

それでも正面からの写真を撮ることが出来、展示をするが出来たことは、これも協力してくれた校長先生に感謝、感謝である。


2020年1月5日日曜日

ゴールデンタイムの終了

暮れから正月にかけてのゴールデンタイムもそろそろ終了である。
この時期は生徒諸君とほとんど同じ心境であり、「ああ、今回の休みも何もせずに終わってしまったなあ。」と、悔恨の気持ちいっぱい過ごす。

さて、昨年同様、一月の七日より富士川のカフェで写真展を開催する。
今回のテーマは、「赤帽のこどもたち」。
一昨年、縁あって富士宮の小学校で、子供たちの写真を撮らせてもらったのであるが、いわばその時の写真の発表会である。

はたしてどのような写真展になるのであろうか。

2020年1月4日土曜日

「晴れ」と「褻(け)」

今晩のテレビ番組で(最近引きこもりを続けているせいかブログネタをテレビ番組に頼ってしまうのです)、「晴れと褻(け)」について放送していた。

「晴れ」とは「晴れ着」の「晴れ」である。
「晴れの日」に着るから「晴れ着」、例えば成人式であるとか結婚式などに女性が着る服を「晴れ着」という。
「晴れの日」とは特別な日のことである。
それに対して「褻」とは普段のこと。
「褻の日」とは普段の日のことである。

さて、では「褻」とは何か?
番組ではそこまで触れていなかったので、自分で調べてみた。

昨日に続いてまず「広辞苑」


褻 (け)
〔音〕セツ (漢音)
〔訓〕け
〔意味〕
①着なれた肌着・衣服。ふだん着。転じて、ふだん。日常。け。
「褻衣」「褻(け)にも晴れにも」(ふだんでも晴れの場でも)

他の辞書で調べると
①「日(ひ)」の複数を表す上代語。二日以上の日。日々
(ひび)、日かず。
②(「朝にけに」の形で)日ごと。毎日。
とある。
なるほど、「日(ひ)」の複数が「褻(け)」なのか、複数なので日常ということになるのですな。
また、「広辞苑」には①の意外にも次のような意味も書かれていた。
②「褻」とは、けがれる。けがらわしい。

「猥褻(わいせつ)」の「せつ」である。
「猥」には「乱れる」・「崩す」の意があるので両方合わせると「乱れてけがらわしい」ことが「猥褻(わいせつ)」なのですね。




2020年1月3日金曜日

風味

夜のテレビ番組で「風味」について触れていた。
考えてみると、「風味」とは一体何だろう?

広辞苑では
・(食べ物の)おもむきのある味わい
とある。

その他の辞書でも
・ 味。飲食物などが舌に与える趣のあるよいあじわい。
(食べ物の)おもむきのある味わい。
飲食物の香りや味わい
・「香り」で味わう味
・風味とは、味の事で、特に良い味わいの時に使われる表現である。味に加えて香りも含めて風味とする場合もあり、香味と表現する事もある。
・香料や少量の素材を用いて付けた香り。

等々、いろいろあるのだが、肝心な「おもむき」の意味がはっきりしない。
広辞苑は、「おもむき」=「良い」の意味使用しているのだろうが、それであれば「良い味」となってしまう。
これを「おもむき」=「風情」とか「風流」としてもおかしいだろう。
「風情のある味」や「風流な味」では変だ。

結局、「風味」とは、直接的な味そのものではなくて口内の感触とか香りを含めた味、というのが無難なところか。


2020年1月2日木曜日

大学スポーツ

人気の大学スポーツの日であった。

一つは大学駅伝であり、一つは大学ラグビーである。
大学のスポーツは駅伝とラグビーだけではないだろうに。
何故か昔から二大人気スポーツである。

日本でワールドカップが開催され、
ここのところ急激にラグビー人気が沸騰した感があるが、大学ラグビーは昔か人気があり、特に十二月の最初に行なわれる対抗戦、早稲田大学と明治大学の試合などは、六万人が入る旧国立競技場さえも満員にしていた。
サッカーで大学日本一を決める試合などでは、おそらくこのようなことはないだろう。
スポーツしてのサッカーは、ラグビーよりも圧倒的に人気があるはずなのに。

実に不思議だ。

2020年1月1日水曜日

初詣

昨夜はここ数年通っていた二の岡神社への大晦日の初詣(午前零時からの参拝)をやめ、元旦詣でに切り替えた。
理由は、夜中の気温が急激に下がるとの予報があり、ジジイのワタシが単に怖気づいたからである。

さて、予定通り元日の旦(あさ)、張り切って神社へ出かけたのであるが、そこは驚くほど人気(ひとけ)のない神の住まいであった。

二の岡神社というのは、山の中ゆえ、普段は基本的に人気(ひとけ)はあまりないのであるが、一転、大晦日の初詣には年に一度の大賑わいが見られる。
本殿横にはお札とかお守り、所謂神社グッズを売る(神社なので売るの言葉は適当でないかもしれない)テントが設置され、境内では参拝者にトン汁が振舞われる。
それはもう賑やかなものであるのだが、今日の初詣はまったくの拍子抜け、参拝する人はワタシを含めても十人チョイト、別に初詣にムードを求めるわけではないが(ムードを求めるなんてえのは不謹慎である?)、やはり大勢の人があってこその初詣のような気もするのです。