2016年3月26日土曜日

五代友厚

 今日も寒い日であった。
外を歩くのにダウンがいるくらいなのだから。

朝のBS番組で、最近の朝ドラでブームを起こした「五代友厚」について特集していた。
話を聞いていると、この男すごい男である。
日本史の教科書などではそれ程目だってはいないのであるが、幕末から明治の日本にとって、欠くことのできない男である。
もし彼がいなかったならば、日本の近代化は相当遅れたであろう。
なかでも一番興味を持ったのが、幕末の動乱期、薩摩藩に(彼は薩摩において藩主、島津斉彬の信頼が厚かった)砂糖を精糖する機械を購入させたことである。
本来であれば、藩を強くするためには、より強力な武器を買わなければならないのだろうが、彼の考えは「薩摩の特産、砂糖を外国に輸出し、多くの利益を手に入れれば武器などいくらでも手に入る。」であった。

目先のことよりも、その先を考えるということなのであろう。
すごいなあ。
番組の司会者が言っていた。
「五代は坂本龍馬がやろうとしていたことを実践sたのだ。」



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