2026年5月2日土曜日

漱石のこと

昨日と打って変わって暖かい日となった。  

  現代文の教科書に夏目漱石の「現代日本の開化」という教材があるのだが、何日か前に、この作品について取り上げたテレビ番組があった。

要点をまとめると「明治における日本の開化は、西洋の強い力に無理押しされて起こった外発的なものである。本来、開化は内発的に進んでいくものなので、無理な力による外発的な開化では、日本人の心理に大きな影響を及ぼし、人々は空虚感や不満などを抱えることになる。」

日本人の根本的な「泣き所」を指摘した画期的な評論なのであるが、何はともあれ明治時代にこのことを指摘した「漱石の凄さ」にあらためて「恐れ入る」次第である。



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